「昼の画像」を「夕方」や「夜」に加工する方法

今回は、
背景素材の配布・販売を再開した記念に、
「昼の画像」を「夕方」や「夜」に出来るだけ簡単に加工する方法を書きたいと思います。

下準備

無償データのダウンロード

さて、
今回は「チュートリアル用の背景素材」「調整用の素材」を用意しましたので、
最初にこちらからダウンロードして下さい。

Pixivに登録している方こちら
(こちらはチュートリアル用素材の他にお試し用の素材も入っています)

登録していない方のDL先こちら

登録していない方の場合、「こちら」をクリックすると、Googleドライブのページに行きます。
画面右上のダウンロードアイコン「↓」をクリックします。

青地に白文字の「ダウンロード」をクリックします。

ダウンロードしたZIPファイルを解凍してください。
心配な方は、ウィルスチェックして下さい。
(万が一、なんらかの問題が発生しても責任は負いかねます)

※背景素材に関しましては、他の配布・販売素材と同様の範囲で商用利用可能です。

今回はClipStudioPaintを用いての説明となります。
とはいえ、Photoshopをはじめ、どのペイントソフトでもあまり変わらないと思います。

グラデーション素材に関しましては、ClipStudioPaintをお使いの方は特別必要なものではありません。
他のペイントソフトをお使いの方は参考用として代わりにお使い下さい。
※グラデーション素材はCLIPのプリセットデータと同一のものではありません。

下準備1

DLしたZIPを解凍したものがこちらです。素材のいずれかをペイントソフトに読み込んでください。

CLIPファイル…背景素材と空が配置されたデータです。
PSDファイル…背景素材と空が配置されたデータです。
イラスト風 空なし…空の無いPNGファイルです。バックに空データを配置してください。
空…空データのみのJPEGファイルです。

水彩風とイラスト風 空有りのファイルは今回は使いません。

下準備2

背景素材が自身の絵柄と合わないと感じた場合、色味の調整で違和感を減らせる事もあります。
読み込んだ素材の色味が「薄いな~」とか「濃いな~」と感じた場合は
背景素材を複製して並べ、
上から

「背景素材Aのコピー」
「背景素材A」

として、複製した「Aのコピー」の「レイヤーの合成モード」を変更します。

薄いのを濃くしたい「乗算」「焼き込みカラー」にして不透明度を下げます。
濃いのを薄くしたい「加算」「スクリーン」「除算」にして不透明度を下げます。
明るい部分はより明るく、暗い部分はより暗くしたい「オーバーレイ」にして不透明度を調整します。

これらを組み合わせて調整してみて下さい。
これでいいかな、と思ったら下準備は終了です。
ちなみに、ここから先の説明は何も変更していない、基本の状態で進めていきます。

夕方への加工

昼の画像から夕方の画像にする。

■①まず、レイヤー順で「背景素材」が「空素材」の上になっていることを確認します。

「空」のレイヤーを選択し、昼の空を
編集→色調補正→色相・彩度・明度
色相のパラメータを操作してを赤~オレンジに変更します。

私は、色相の値を180にしました。

■②新規レイヤーを作ります。
ClipStuidioPaintの夕焼けグラデーション(プリセット)を全体に適用します。
(またはDLデータの「夕焼けグラデーション」をコピー&貼り付けして配置してください)

グラデーションはこの辺り↓にあります。

配置は上が黒~下が黄色です。
分かりやすいように名前を「夕焼けグラデーション」に変更します。

■③その「夕焼けグラデーション」レイヤーを複製して3枚にします。

■④「夕焼けグラデーション」のレイヤーの合成モード
「オーバーレイ」「焼き込みレイヤー」「スクリーン」
にそれぞれ変更します。

なんだかぶっ飛んだ雰囲気になりましたね!(笑)

■⑤透明度を調整します。
今回は以下の様に設定しました。
レイヤー順に上から

夕焼けグラデーションレイヤー3…オーバーレイ 44%
夕焼けグラデーションレイヤー2…焼き込みカラー 13%
夕焼けグラデーションレイヤー1…スクリーン 10%
背景素材レイヤー…通常 100%
空レイヤー(昼の空から色相変更したもの)…通常 100%

です。

使用する素材に合わせて、任意で調整してください。

これで完成です。

こだわる場合はもっと細部をつめていきますが、スピードとコストを考えると悪くない結果だと思います。

画面が汚い時には

※レイヤーの合成モードの組み合わせや調整次第で、汚い結果になる場合もあります。

そういう場合は、エアブラシツールでボカしたり
ボカシツールで馴染ませたりしてみてください。

バックの夕焼けを汎用素材に差し替える

バックの夕焼けは私が配布・販売している
「イラスト風 空素材集」のものに差し替えても良いと思います(宣伝?)

こんな感じになります。

お疲れ様でした!
長くなってしまったので、「昼の画像」から「夜の画像」に加工する方法は次回に続きます!

宣伝!

最後に宣伝させて下さい!
私はClip、Booth、当サイトで
漫画、イラスト、映像、ゲーム、コンテなどに使える「背景素材の無償配布、有償販売」をしております。

Clip素材サイトこちら
(単品購入可能ですが、運営にお支払いする手数料分が価格に反映されております)
Boothこちら
(セット売りのみですが、Clipよりもだいぶ安価です)
当サイトこちら
直接購入をご希望の方はお問い合わせフォームからご連絡下さい。

・アニメーションに使った一例

・過去に販売したセットの販促動画

よろしくお願い致します!

 

映像、イラスト、漫画、コンテなどの制作、画像加工を承っております!→こちら

「昼の画像」を「夕方」や「夜」に加工する方法” に対して 2 件のコメントがあります

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