初めて作ったPVが30万再生を超えました!
私が初めて作ったPV(MusicVideo)がこちらです。
最初に言っておきますと、
この作品が伸びたのは
楽曲制作者様であるKEIさんと、曲そのものの素晴らしさ、人気からです。
私はただ、作品人気にあやかった形に過ぎません。
それでも、たくさんの人に見て貰えたり、
暖かいコメントが貰えるのは嬉しいです!
今回はちょっと長くなってしまいますが、
自分にとってのVOCALOID文化や映像制作について語ってみたいと思います。
■VOCALOID文化への憧れ
私は当時、VOCALOIDの取り巻く斬新で華やかな文化に憧れ、
とにかく「Hello,Worker」が大好きでPVが作りたい!という想いで一から映像制作を勉強しました。
KEIさんのオフィシャルサイトにPV制作にあたってご連絡し、
お返事を貰えたのは嬉しかったですね。
イラストは100枚以上用意して、
アニメーションも短いものを3つ作り、編集が終わるまで3ヶ月ぐらいかかった記憶があります。
知識もお金もないので、このPVはAfterEffectsの標準機能だけで作りました。
■ニコニコ動画とYoutube
このPVはまずニコニコ動画に投稿して、しばらくしてからYoutubeに投稿しました。
ですが、現在ニコニコ動画では約7000再生となっています。
ニコニコ動画は、投稿して一週間ぐらいで2000再生を超えたのですがその後はほとんど伸びませんでした。
Youtubeでは10000再生に1年ぐらいかかりましたが、
その後もジワジワと伸び続け、おかげさまで4年かけて30万再生を超えました。
まさに「初動のニコニコ、ジワ伸びのYoutube」という感じです!
■Youtubeの広告設定
このPVにはYoutubeの広告設定がされています。
30万再生だからそれなりに広告料が入っているのでは?と思われるかもしれません。
しかし、この広告設定は
2014年に「Original Creator ( http://originalcreator.net/ )」という会社から連絡があり、
簡単に説明すると
「著作権の都合でこの動画に広告をつけ、広告料はクリプトンが取得、分配します」と伝えられて設定されたものです。
分配なので、一応私の元にもほんの少しは入って来ています。
どれだけの広告料になっているのかは分かりませんが、
KEIさんの方にも還元があれば嬉しいですね。
■PV制作の時間と労力
このPVを作った時に気付いたのですが、
PVを仕上げるのって大変です(笑)
作る前は、毎日大量に投稿される華やかで豪華なVOCALOID-PVを観ていて、
「世の中にはすごい映像クリエイターがいっぱいいて、超スピードでPVを仕上げていくのだなあ」
…と思っておりました。
「VOCALOID関連は無償が当たり前」という空気も当時はあったので、
「専属の映像制作担当の人は毎月よく仕上げられるなあ」…と思ったり。
でも、それは多分違うんですね(笑)
中には全てを無償かつ、1人でやってしまう超人もいるのでしょうけれど、
TVアニメのように凝った手描きアニメーションなどは、
手数と投稿ペースを考慮するとなかなか厳しいでしょう。
ハイクオリティな映像作品は発表されてるのは個人名でも、
実際はスタッフがいっぱいいる、
プロダクション制作によるものも多かったのでしょうね。
■「PVつけてみた」文化
VOCALOID作品には「PVつけてみた」というカテゴリがあります。
私の投稿した「Hello,Worker」のPVもこちらにあたります。
私はこの文化にどっぷりハマりました。
理由は
・色々な人の独自解釈が面白い
・ほとんど愛で出来てる
という点です。
黎明期のVOCALOID作品は一枚絵のものが多かったので、
歌詞の意味や曲の雰囲気から色々な想像が出来ました。
「PVつけてみた」は、映像制作者の様々な考えや解釈が見れたのがとても面白かったのです。
また、依頼を受けて作っているわけではなく
「好きだから作っている」ので、純粋に愛に満ちた作品が多いんですね。
■終わりに
最近はあまりVOCALOID作品に関わる事がなくなって来ましたが、
どっぷり浸かっていた事もあり、VOCALOID作品への憧れは今もあります。
ロゴアニメーションのサウンド制作からDTMを始めた私ですが、
実はVOCALOIDも持っています。
遠くないうちにオリジナル曲でオリジナルのPVを付けて投稿したい!…とか思っています。
ただ、それに関しては再生数は気にしない事にします(笑)
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