ウサギの手描きアニメーションを作る。
K様よりご依頼いただきまして、YouTubeチャネルのOP動画を制作いたしました!
限られた予算の中での制作でしたので、プリセットなども使っているのですが
今回はOPロゴアニメーションの中で制作した「ウサギの手描きアニメーション」について書こうと思います。
■意外と少ない枚数でも何とかなる。
結構面倒くさいと思われそうな手描きアニメーションですが、
今回のようなシンプルなキャラクターであればそんなに大変ではありません。
今回、描いたのはこの8カットのみで
走っているシーンは4枚だけです。これだけでも結構走って見えるので助かります(笑)
もちろん、ウサギの柔らかさなどを表現しようとしたらもっと枚数が欲しいところですが、
予算面もあるので今回は8カットで制作しました。
AfterEffectsに読み込んで「走るカットを4枚並べたもの」と「立ち上がるカットを4枚並べたもの」を
つくり、前者を3回程ループさせて後者につなげて完成です。
■1カット描けば差分のような感覚で描ける。
こちらはカットを重ねたものです。
アニメーション制作の基本の話ではありますが、
一カット描いたらそれを下敷きに次の動きを制作すれば良いので
このウサギぐらいでしたら描くこと自体はそんなに難しくありません。
違和感を少なくアニメーションさせる…というのが大事なので、
最初から丁寧に描かず、まずはラフを描いて連続で表示させてみて
(特別なソフトが無くとも、windowsフォトビューアーなどでもOKです)
動きを確認するのが大事だと思います。
それでおかしくなければ、清書した絵が途中で多少歪んでいてもわりと大丈夫だったりします(笑)
(本職のアニメーターさんが見たら笑ってしまうかもしれませんが)
今は3Dソフトなどもありますし、動物の3Dモデルも簡単に手に入りますが
「依頼者の希望通りのデザインやバランス」…となると
モデルを探したり、1からモデリングするより描いてしまった方が早い場合もあります。
以上、簡単な内容ですが手描きアニメーションを作ってみたいなあ…という方の参考になれば幸いです!
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