『はじめてのCinema4D 改訂第2版』本日発売です!

Cinema4Dの解説本、

『はじめてのCinema4D 改訂第2版』が本日、12月14日に発売されました!

発売を記念して販促漫画を描いてみました

 

ヤクモレオはこの解説本では大変光栄な事に

・第8章「背景画像からウォークスルーアニメーションを作成」
・第9章「キャラクターモデルを作ろう」

「背景画像」「キャラクターのデザイン」を担当させて頂きました!

※冒頭の漫画は許可を貰って載せておりますが、二次創作作品です。

漫画でもありますが、学生さん教職員さんCinema4D無料で使えます。
気になった方は下記から調べてみると良いかもしれません。

http://www.cinema4d-student.jp/

キャラクターデザインについて

最終OK版

こちらが最終的にOKを頂いたデザインです!

今回はMAXON JAPANの宮田様より

・萌えに偏り過ぎない
・山ガールっぽいデザイン
・モデリングしやすさを第一に

というご要望を頂き、制作させて頂きました。

初期ラフ

こちら初期のラフです。

左のキャラクターがベースになって最終版へとつながりました。
(この初期ラフは、宮田様のご好意により本のカバーを外した裏表紙に使って頂けました!)

初期は結構現代的なデザインだったんですね。
「帽子」や「ステッキ」は山ガールの名残なのです。

モデリングしやすいキャラクターデザイン

この本は「初心者向けのCinema4D解説本」です。

なのでキャラクターも
宮田様とモデリングを担当されたコンノヒロム様と私の3人で
初心者がモデリングしやすいデザインを目指して制作を進めてまいりました。
「髪型はポニーテールなら簡単じゃないですか?」
「いや、それだと今度は簡単すぎるのでは…」

といった具合に大きな部分から細かな部分まで話し合って決めていきました!
その一端を知ってもらえると嬉しいな~と思うので、
「カバン」と「靴」のデザインラフ案を載せたいと思います。

カバンのデザインラフ案

最終的には「J」になりました。

リュック型だと、
・腕が動いた際に紐がポリゴンに埋もれてしまい、それを防ぐのが大変
・後ろ髪が干渉しやすい
というような理由からヒップバッグ型となりました。

MaxonのC4Dのアイコンを模してデザインしています!(笑)

靴のデザインラフ

ブーツタイプとスニーカータイプを作り、最終的には「G」になりました。
実は私はスニーカーが大好きなのですが、
そのせいで靴のデザインは無駄に凝ってしまった…と、今は思います。

ここでもモデリングのしやすさから、シンプルなものが選ばれましたね。
C4Dのアイコンを模したソールは没になりましたが、個人的には気に入ってます(笑)

Cinema4Dで初?のキャラクターモデリング解説本

おそらく初?…なのではないかと思います。

Cinema4Dはモーションデザインや建築デザインなどでよく用いられますが、
テレビアニメなどでも使われています。
「けものフレンズ」「ケムリクサ」などでおなじみの
たつき監督がCinema4Dで制作しているのは有名ですね。

私も遠くない将来、オリジナルの短編アニメを作ってみたいと思っています。
今回の解説本は、モデリングだけではなくウェイトの設定ポーズの付け方
アニメーションさせる方法まで丁寧に掲載されています。

また、Cinema4Dには「sketch&toon」という
2次元タッチの表現が可能になる機能も付いているので
この機会に一緒に勉強してみると面白いと思います!

作例と制作過程の動画が見れる

私はCG関係の解説本やチュートリアル動画を頻繁に見ているのですが、
よくある困ったパターンが以下です。

・制作工程の中で別売りのプラグインが使われる
・今は手に入らないプラグインありきで解説が進んでしまう
・大事な部分の説明が飛ばされてしまう
・CGソフトの解説本なのに、途中からモノクロ印刷になってしまう

この本ではこれらの心配は無いと思います。
特に9章は制作が進むごとに確認できる「作例データ」「制作過程を録画した動画データ」があるので、
心強いのではないでしょうか。

機能もCinema4Dの標準機能のみを使っておりますし、別媒体で出てくるのは「Mixamo」ぐらいです。
Mixamoについては私のブログでも解説しています。
→こちら

まとめ

宣伝のような、日記のようなとりとめのない記事となってしまいましたが、
はじめてCinema4Dを学びたい!という方にとっては最高の一冊になっていると思います。
(元々第1版も評判がよく、売り切れて一部でプレミア価格となった本でした)

是非書店で手にってみて下さい!

お礼の言葉

2018年はヤクモレオにとって、
個人受注用のホームページとブログを解説したのが大きな変化でしたが、
実は宮田様から頂いたこのキャラクターデザインのお仕事がホームページ経由の最初の案件でした。
そういう意味でもとても嬉しく、忘れられないお仕事になりました。
この場を借りて、改めてお礼を申し上げたいと思います。

宮田様、コンノ様、この度は大変お世話になりました。
大好きなソフトに関われるお仕事が出来てとても幸せでした!

映像、イラスト、漫画、コンテなどの制作、画像加工を承っております!→こちら

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