新サービス「似顔絵キャラアニメ制作」を始めました。
「似顔絵キャラクターアニメーションを作ります!」という
サービスを当サイトで始めました。
今回は、そのサービスを作った背景や思う事などを書きたいと思います!
☆似顔絵キャラクターアニメーション作ります!
☆似顔絵キャラクターアニメーション Q&A編
ご依頼、相談は下記リンクよりお気軽にご連絡下さい。
→こちら
■制作はCinema4DとAfterEffects
このサービスはC4DとAeで作っています。
きっと、ツイッターで私を相互フォローしてくれているC4Dユーザーの方は
動画を見てすぐに、何がどうなって出来ているのか見抜いたと思います(笑)
元々はマリオ・デモンズさんというアーティストさんの
「シューティング・スター」という楽曲のMVを制作していた際に
「Mixamo」を触ったり、観客をMP4で書き出してマテリアルに貼り付ける…ということをして思いつきました。
「もっと短時間で本人に似せられないかな?」と思って試行錯誤をした結果、現在の形となりました。
モーションを修正するためのプラグイン「RHCharacterTools」の存在も大きいです。
プラグインについて詳しくは→こちら
■同じことをやってる方もいる
これはもう、当然なんですけどね。
adobeが運営する、CC道場の配信の中で、
Aeの情報を扱うサイトで有名なayato@webの藤井彩人さんがほぼ同じ事をやられておりました。
「うわあ!彩人さんが、自分より簡潔な方法で同じ事をやっておられる…!」と
平静を装いつつ、内心ザワザワしながら私は配信を見ておりました(笑)
ただ、「ネタが被るのを気にしてたら何も出来ないし、私なりの魅せ方を突き詰めていこう」
と自分なりにブラッシュアップさせていったのがこのサービスです。
私は漫画、イラスト畑の人間なので自然とこういう方向になりました。
■需要はあるの?
一昔前ならいざ知らず、
今は誰でも簡単にキャラクターを作ってアニメーションさせられるソフトやサービスが色々とあります。
以前ブログで書いた「VRoid」もそうですし、「Live2D」なんかもそうですね。
スマホのアプリでも「カスタムキャスト」などありますし。
似顔絵もパーツを組み合わせて作る、無償のサービスやアプリが色々あります。
そんな中でこのサービスをビジネスとしてやる場合、どれだけ需要があるのか…。
あるとすれば「予算」と「制作時間」が限られている中…ではないかな、と思います。
■キャラクターアニメーションは高額?
Youtuber様「自分の似顔絵キャラが動いているOPやED映像を作って欲しい」
広告代理店様「TV番組用に芸能人の似顔絵キャラが動くアニメーションを作って欲しい」
アーティスト様「自分達が登場するアニメMVを作って欲しい」
私のサイトではこんなご相談をよく頂きます。
が、ご要望を叶えるのが困難な時もあります。
一番のネックは予算、そして制作時間です。
「3万円で!」「1週間で!」というようなご相談ですと
「イラストを描いて演出で多少動かす事しか出来ません…」
と答えるほかないのです。
「演出で動かす」というのは、
画面端からイラストが現れる、回転や拡大縮小させる…といった内容です。
が、求められているのは
テレビアニメーションの様に滑らかに走っている、ゲームをしている、歌っている
などのアニメーションなんですね。
そうなると予算も制作時間も足らないわけです。
以前、
「1人のクリエイターがテレビアニメレベルのアニメを5分作るのに、どれだけ時間と予算がかかるのか?」
…という記事を書きましたので、興味がある方は読んでみて下さい。
→こちら
■似顔絵ならではのメリット
似顔絵キャラクターアニメーションは、その名のとおり似顔絵を用いています。
メリットの一つは速さです。似顔絵は遅くとも1時間あれば描けます。
「角度を変えて欲しい」「顔を変えて欲しい」
「髪型を変えて欲しい」「メガネをかけさせたい」
といった突然の変更にも即時対応出来ます。
これが普通のアニメーションだと、そうはいきません。
手描きアニメーションの場合は、全カットを描き直さねばなりません。
3DCGの場合もモデリングの修正や調整、レンダリング時間があるのですぐに対応するのは難しいです。
どちらにせよ、とても時間がかかります。
時間がかかる=お金がかかるのですね。
このサービスは似顔絵を用いているので、角度や表情はパッと切り替わる形になってしまいますが、
その分、予算や制作時間を大きく抑えられます。
また、「誰でも描ける」というメリットもあります。
クライアント様がご自分で用意された似顔絵をお預かりしての制作も可能です。
同様に写真のままでも、イラストからでも制作できます。
■「似顔絵に肖像権はない」?
「似顔絵」のサービス、と言う事で最初はタレントさんとか有名アーティストさんを描こうかなあ…
と思い、友人のイラストレーターさんに相談しました。
私「タレントやアーティストの似顔絵って仕事で描くことは多いけど、自分のサンプル用に描いて発表してもいいの?」
友人「以前、弁護士に相談したら似顔絵に肖像権はないって言われたよ」
私「そうなんだ、でもネットには違う意見もあるね」
友人「うん。似せて描いても本人と分かるような情報を併記するのは止めた方がいいかもね」
私「なるほど~」
友人「漫画でも、勝手に芸能人をモデルにしたキャラ出してる作家さんいるじゃん、あんな感じ?(笑)」
…持つべきものは有能な友達ですね!
そして、実際に途中までは好きなタレントやアーティストさんの似顔絵でアニメーション習作を作っていたのですが、
似顔絵キャラクターにフキダシを付けて喋らせた時、
(ああ、これは法的に問題は無いとしても、嫌がるファンはいるかもしれない…)と思い、
作っていたタレントさんやアーティストさんのアニメーションはお蔵入りとしました。
さて、それはそれとして
「似顔絵キャラクターアニメーションを説明するには誰かを描かせて貰わなきゃ困るぞ!」
…と言う事で、フリー素材サイトのタレント様のお写真をお借りする事にしました。
みんな大好き、ぱくたそ(www.pakutaso.com)様です!
■販促動画でお借りした写真モデルさん達のご紹介
お借りした写真のモデル様は、
・茜さや様 ・大川竜弥様 ・河村友歌様 ・サカモトリョウ様 (50音順)
です。
動画内では、
youtuberになってもらったり、結婚式に出てもらったり、ピアノを弾いてもらったり、歌ってもらったりしています!
…が、ご本人と同じ情報を使うのは似顔絵と言えどもさすがに問題があるかも…
と思ったので、似顔絵キャラは名前を変えたり、ツイッターアドレスは自分のものにしています。
ご本人様と似顔絵キャラは無関係、と言う事でお願いします。
ご本人様方にも動画を見てもらえたら、とても嬉しいのですけれどね~!
■実際、売れるかどうかは分からない
…とまあ、背景を色々書かせて貰いましたが、
久々に始めた新サービス、実際どれだけご依頼を頂けるかどうかは分かりません(汗)
少々このブログ記事とも内容が被っていますが、興味を持って頂けた方がおりましたら、
サービスの説明ページもご覧下さいませ。
おそらく、技術そのものより存在を周知させる努力が大事なんじゃないかな?と思っています。
ボチボチ売れて、需要がありそうならそのうちまた記事にしたいですね。
まったく売れない!なんて時は
そっとサービス終了していると思うので生暖かく見守ってやってください!(笑)
映像、イラスト、漫画、コンテなどの制作、画像加工を承っております!→こちら