Aeのオススメ プラグイン&スクリプト紹介2
無償で入手できる、
使い勝手の良いAfterEffects(以下Ae)のプラグイン&スクリプトを紹介する記事その2です。
今回は、制作効率を一気に上げられる方向のものになります。
※ダウンロード方法やインストール方法はDL先のサイトをご確認ください。
前回の記事はこちら→
オススメ有償プラグインの紹介記事はこちら→
■Text to Layers
制作…SUNRISE MOON あかつきみさき(みくちぃP)
メモ帳に保存した文字を一行ずつ読み込んで、
テキストレイヤーとして配置してくれるスクリプトです。
ミュージックビデオの歌詞やテロップなんかを一気に読み込むのに重宝します。
控えめに言って神スクリプト。このおかげでMV制作が非常に捗ります。
使い方は、
①まず読み込みたいテキストを用意します。
②Aeでコンポジションを作り、「ファイル」→「スクリプト」→「スクリプトファイルを実行」をクリックします。
③開いたウィンドウの
「Adobe JavaScriptファイル」の部分をクリックして「Adobe JavaScriptファイル」に切り替えます。
④ウィンドウから「Text to Layers」を選択し、「開く」をクリックします。
⑤再度ウィンドウが表示されるので、
今度は読み込みたいテキストを書いた「メモ帳」を選択します。
⑥テキストが1行ごとにテキストレイヤーとして読み込まれてコンポジションに配置されます。
DLはこちら。
http://sunrisemoon.net/program/ae/script/TexttoLayers/
■DecomposeText
制作…Charles Bordenave
「あいうえお」と5文字で打ち込んだテキストを
「あ」「い」「う」「え」「お」と一文字ずつバラバラなレイヤーにしてくれるスクリプトです。
文字アニメーションを文字単位で付けたい場合などに重宝します。
ちなみに
・Original position using expressions
だと各文字の位置はテキストのままどれも同じですが、
・Approx,position without expressions
だと各文字ごとにが個別に設定されます。
設定価格は約15ドル(購入価格を0ドルで注文する事が可能です)※後述します。
DLはこちら。
https://aescripts.com/decomposetext/
■Ease and Wizz
制作…Ian Haigh
非常に有名なので、ご存知の方も多いかと思います。
位置Aから位置Bに対象物を動かす際に、
「最初はゆっくり動いて後から速くなって止まる」
「最初は素早く動いてゆっくり止まる」
「ちょっと行き過ぎてから戻る」
といった設定が項目を選ぶだけで完了できます。
アニメーションにメリハリを付けるのに最適なスクリプトです。
設定価格は約25ドル(購入価格を0ドルで注文する事が可能です)※後述します。
DLはこちら。
https://aescripts.com/ease-and-wizz/
■YY_Ramp+
制作…Andrew Yang
標準エフェクト「グラデーション(カラーカーブ)」の上位互換といえば良いでしょうか。
不透明度の値を始点、終点で調整できます。
グラデーションの中間地点も動かせますし、また様々なブレンドモードも使えます。
設定価格は約40ドル(購入価格を0ドルで注文する事が可能です)※後述します。
DLはこちら。
https://aescripts.com/yy_rampplus/
■「購入価格を0ドルで注文する事が可能です」って何?
aescripts.comの商品の中で、
価格設定が「Name Your Own Price」と表示されているものがあります。
「You can pay anything you want, the amount displayed is only a suggested amount.」
翻訳すると、
「あなたは何でもあなたが望むものを支払うことができます、表示された量は示唆された量だけです。」
つまり購入価格を自分で決めていいよ、といった意味です。
なので極端な話、価格表示欄に0と打ち込んで「ADD TO CART」とクリックすれば
カートに0$で追加することも可能です。
いかがでしたでしょうか?
今回紹介した4つのプラグイン/スクリプトで作りたい映像によっては、
かなり効率も上がると思います。
紹介した、aescripts.comの製品は無償で入手する事も出来ますが
試してみてもし気に入ったら
制作者様に寄付なども検討してみて下さい。
→動画制作のご要望はこちらから!
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