書道家の上平泰雅様の映像を制作させて頂きました。
書道家としてご活躍されている、
上平泰雅様のYoutubeチャンネルのオープニング、エンディング映像を制作させていただきました!
上平様は本業の傍ら書道教室を開いていたり、書道パフォーマンスやテレビ出演などの
エンターテイメント分野でも活躍されている書道家さんです。
書道家といえば「着物」に「袴」…ということで、
今回は和装の似顔絵キャラクターアニメーションを制作させていただきました。
■GIFはこちら(GIFのため画質が粗くなっております。高画質なものはYoutube映像をご覧下さい)
・OP
・ED(中央に空きスペースを作ってあります)
納品時にお渡ししている連番画像。上平様には番組内でもご活用頂いております!
youtube映像の方にはサウンドも入っているので、よろしければ是非ご覧くださいませ!
■似顔絵キャラクターアニメーションってなに?
「似顔絵キャラクターアニメーション」とは
顔写真をお預かりして似顔絵を作り、
3Dキャラクターのアニメーション映像に仕上げるという、
私がホームページで提供しているサービスの一つです。
詳しくは→こちら
サービス開始から4か月、上記の販促動画再生数はやっと100回いったぐらいです(汗)
なのですが、今日までに5件のご依頼を頂きました!
20回再生あたり1人のご依頼と考えると悪くない結果かも?と思っています。
■着物を着たキャラクターの難しさ
このサービスでは主にCinema4Dという3Dソフトを使っており、
またアニメーション制作にはMixamoというadobeのサービスを利用しています。
詳しくは→こちら
ただ、Mixamoでリギングさせる際に着物のように袖丈の長い衣装だと
結果がおかしくなってしまうことがあります。
何故かというと、
Mixamoは「手首」、「肘」、「膝」、「あご」、「股間」の
5か所の位置を指定して自動的にリギングしてくれるサービスなので、
袖丈が長いと元のモデルのボディラインをうまく認識できず、
結果、体形(今回は腕)が歪に変形してしまったりするのですね。
※上記画像は過去記事の説明です。
解決方法は色々あるのですが、
今回は物理演算設定なしで進める予定でしたので、
Mixamoに読み込ませるキャラクターの
袖丈部分のポリゴンだけを変形させて袖丈を短くし、
Cinema4Dで読み込んだ後で元に戻す…という方法を用いました。力業!(笑)
着物の衣装は今後も需要がありそうなので、
今回のご依頼でチャレンジ出来たのは良かったと思っています(笑)
■墨のような表現
動画内の墨のような表現ですが、
尺に余裕があれば、一筆ずつ文字になっていくように作るのですが、
今回、上平様が筆を動かしているシーンは全体の尺の関係から1秒もなく、
その中で「文字を書いている風」に演出するにはどうしようかなあ…と悩みました。
結果、AfterEffectsの「ミディアン」エフェクトが上手くハマったように思っています。
単純にマスクで左から右に文字が現れるように設定して、
マスクの境界部分をぼかし、それに「ミディアン」エフェクトをかけて値をいじるとこんな雰囲気になります。
一瞬で文字が現れますが、なんとな~く書かれた印象を与えられるかと思います。
どなたかの参考になれば幸いです。
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