ココナラってどうなの?
スキルのフリーマーケット「ココナラ」。
ご存知の方も多いと思います。
私も出品側・購入側ともにちょこちょこ利用して来ました。
今回はココナラを利用してきた雑感などを書いてみようと思います。
■ココナラって稼げるの?
ココナラはスキルの売り買いが出来る場所です。
・イラスト描いて欲しい!
・音楽作って欲しい!
・動画作って欲しい!
・ホームページ作って欲しい!
…みたいに、要望をかなえてもらったり、要望を聞いて対価を得る為の場所です。
となるとお金を稼げる!と思う人がいるのは当然だと思います。
が、正直なところ私は
「お小遣い稼ぎは出来るが、それで生活出来るようなレベルはかなり厳しい」と感じました(笑)
そもそも、私が始めた頃は
500円のサービスからしか出品出来ませんでした。
今でこそ、誰でも最初から5000円のサービスが出品が出来ますが、当時は運営思想も違ったのでしょう。
「あなたの好きそうな映画を教えます」とか
「占いします」とか、
まさにちょっとしたサービスが主だったんですね。
だから私も「500円でやれる事はなにかあるだろうか?」
と考えました。
500円と言っても、運営が売上の約3割を持っていくので実質350円程です。
そこで、私はこう考えました。
「対価を得る為にココナラを利用するのは厳しい。
自分が得意な事よりも、得意になりたい事をやって経験を積んだり、可能性を試みる場所にしよう」
そういう意味では、ココナラは良い場所だと思いますし
今後とも利用していきたいと思っています。
■ココナラを使うメリットとは?
ココナラのメリットは、購入側の視点からすると
・安価でサービスを提供してくれる人がいる
・リクエストボードに自分がして欲しいサービスを投稿し、制作者を募集できる。
といったところですね。
しかし安価で出来ることはやはり限られますし、
出品者には学生さんも多いので、安価なサービスの場合は締切やクオリティの保証などは厳しいと思います。
対して出品者側からすると、その知名度とお客さんの数がメリットです。
なので、ビジネス目的なのであれば
正直、ココナラそのもので活動するよりも
「自身の宣伝やクライアントとの出会いの場にするのが良い」と思います。
ココナラで自分の存在を知ってもらい、お仕事に繋げよう!…という感じですね。
ただし、ココナラは外部サイトへの誘導や取引は禁止しています。
「え!?…それじゃダメじゃん!」
と思うかもしれません(笑)
が、ココナラはSNSアドレスやホームページアドレスの掲載は禁止しておりません。
プロフィールページを見ると、きちんと用意してくれてます。
(※2020年6月10日追記 現在はSNSやホームページアドレスの記載は不可能となりました。
代替案として、ココナラのアカウント名をSNSやホームページで使っているものと同じにしておくと良いかと思います)
また過去の出品者向けのメールやアンケートを見ても、
出品者がココナラを利用する目的として「本業につなげる為に利用する」というのは想定内という印象でした。
つまりココナラは、
「ココナラで購入されたサービスはココナラ内で完結しなければならない」としているものの、
「取引完了後、次回の依頼もココナラで受注しなくてはならない…とは言っていない」
…と、私は認識しています。
(あくまで私の中の捉え方です。露骨に営業活動してしまうとアカウント停止などあるかもしれません!)
なので、
ココナラでのサービスはお試し版や一度のみで、気に入ったらホームページに来てください!
…というようなスタンスでいるのが案外賢いんじゃないかなと私は思っています。
例えば、ココナラで安価に引き受けるのは1アカウントにつき一件だけ…とかなら問題にはならないでしょう。
その他のメリットとしては、安全面がありますね。
・サービスが購入された場合、仲介役であるココナラ運営が対価を預かる形で作業開始するので
「納品したのに対価を払ってもらえない」という事がない。
・対価は口座に振り込んで貰えるので、直接、個人情報を取引相手に伝える必要がない。
・取引のやり取りやDM(ダイレクトメッセージ)は編集不可能な形で消えずにずっと残る。
…といったところでしょうか。
何気に最後の「やり取りの記録が残る」というのは大事です。
取引相手となにか問題が起きた際にも、一応の証拠となるからです。
■ココナラを使うデメリットとは?
デメリット…結構あります。
思い付くものを列挙してみましょう。
・何をやってもらいたいのかを上手く伝えられないお客さんがいる。
・サービス範囲外の依頼をしてくるお客さんがいる。
・音信不通になるお客さんがいる。
・ココナラの利用規約やサービスの説明を読まずに購入されるお客さんがいる。
・著作権などの法律に詳しくない、勘違いしているお客さんがいる。
・約3割の手数料を取られる。
(例えば3万円のお仕事をしても出品者は約2万円しか貰えません。
購入者側からすると、3万円分の仕事をして貰いたくても、2万円分の仕事しかして貰えない可能性があるとも言えます)
・何らかの問題が起きた際、運営に相談しても「当事者間で解決して下さい」と言われて片付けられてしまう事がある。
・良くも悪くも、下請けを探してる仲介業者さんが結構いる。
…といったところでしょうか。
詳細は長くなりそうなので次回に続きます。
私が実際に遭遇した問題と、その対策なども書いてみますので、
ココナラを利用してみたい方の参考になれば幸いです。
上手く使えば、デメリットはメリットにもなると思います。
ちなみに、
こちらが私のココナラのページです!
本業のお仕事でいっぱいいっぱいの時は、
ココナラのサービスは受付を一時停止にしている事があります。
停止になっていた場合は、ホームページ経由でご連絡下さいませ!
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