C4Dプラグイン「Dépliage(Unfolder)」を使ってみる。

今回はCinem4Dのプラグインについてです。
購入したものの眠っているプラグインってありますよね(汗)
私もいくつかあります。

先日、
確定申告が終わったタイミングでツイッターに下記映像を投稿しました。
ずっと使う機会が無かったので、この映像で遊びがてら
眠っていたプラグインを使おうと思ったわけです。

まずは、完成した動画をご覧ください。

この動画の「文字アニメーション」「波のアニメーション」について書きたいと思います。

文字アニメーション

Code Vonc様のプラグイン
「Dépliage(Unfolder)」を使っています。
→こちら

サイト上の名称では
「Dépliage」ですが、
C4D内では「Unfolder」となっています。

有料24.99€です。
2021年3月12日現在で約3250円ですね。
R14からR23まで対応しております。

使い方

簡単に使い方を紹介します。
※下記はMotextに使っていますが、任意のオブジェクトにも使えます。

■1、プラグインのインストール後、C4Dの標準機能「Motext」で文字を作ります。

■2、「編集可能にする」でポリゴン化します。

■3、「Motext」がヌルになるので、その中に「機能拡張」→「Unfolder」を配置します。

■4、「Unfolder」の「オブジェクト」タブの
「Strength」の値を大きくすると、「テープを紐解くような表現」で文字が解体されていきます。

■5、「Mode」「ABCD」「Straight」に変更すると
今回の冒頭動画と同じ、「リンゴの皮を剥くような表現」のアニメーションに変わります。

見た目が美しくないなあ…と思った場合は、
オブジェクトの「分割数」
「スプライン」「補間法」を変更するなどで、
微調整してみてください。

長くなってしまうので割愛しますが、
「Dépliage(Unfolder)」は様々な魅せ方が可能なプラグインです。
気になった方はメーカー様のサイトをご覧くださいませ。

オブジェクトをゼリーの様にぷよぷよさせる
「Gélatine」など無償プラグインも配布してくれているのでお勧めです!

波のアニメーション

波のアニメーションは
Valkaari様「Hot4D」という無償プラグインを使っています。
→こちら

使い方

■1、インストール後、
「機能拡張」「Hot4D」で配置して、
任意のオブジェクトの子にします。

■2、海の大きさや波の高さ、速さなど設定項目があるので、調整してみてください。
ちなみに、波のアニメーションは初期設定で働くようになっています。

背景の空

HDRI画像です。
動画で使っているものは有料素材ですが、
「HDRI HAVEN」様などで、無償で入手することも出来ます。
→こちら

過去の作例

最後に
私が「Dépliage(Unfolder)」を用いて以前制作しました、
廣瀬製紙様のロゴアニメーションを載せておきますね。
(ご依頼時にサンプルとしての掲載許可を頂いております)

紙っぽい表現などにもピッタリなプラグインだと思います。

映像、イラスト、漫画などの制作、画像加工を承っております!→こちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)